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2018年のサイン会のときのお土産コピー本みたいなことが今回もできたら嬉しいですが、間に合うかなあちょっと大変かな、どうかなあ…(画像提供:2018年サイン会の参加者さま/写真を撮り損ねたと悲しんでいたらご提供くださいまして、ありがとうございました!)
契約にがんじがらめになった孤独な人類は、いつのまにか花のように美しい彼女たちに運命をくるわされていく……その美しい奇病を、人々はギリシア神話の樹に姿を変えた美しい娘になぞらえて「ダフネー症」と呼んだ…これはダフネーに魅せられた最後の地球人類の、運命の物語……
奇妙なルール…奇妙な倫理観…おかしな常識…それでも恋する気持ちや誰かを大切にしたい気持ちは現代と何も変わらない…そしてそれがうまくいかない時はやっぱりどうしようもない……そんな社会に蔓延しはじめた奇病…魅惑的な芳香を放つ、植物細胞が体内に共存してしまった美しい花のような人間…
シンプルに言うと…(ここから2巻から判明するネタバレゾーンに入りますよ!)…社会に役に立たないとされた人間はしななくちゃいけない…なんてことだ…子どもがひとり産まれるには、誰かひとりがしななくちゃいけない…なんてことだ…おそろしい…そんな社会で恋をしてしまった主人公たち…
どういう話かというと……地球から逃げ出した人類が、地球にケーブルで繋がれた宇宙の仮のすみかに暮らしてる…狭い住まいだから、色んな奇妙なルールがあったりする…もちろんトラブルが起こりがちな恋愛は禁止!契約を結んでない相手には話しかけてもいけない!それから…実は恐ろしいルールがあった
主人公たちの時間はどんどん進み、彼らは大人へと成長してゆきます。それはまた、物語のキーとなる緑の髪と瞳の「ダフネー症」の少女の命のリミットの物語でもあるのです
『きみを死なせないための物語』