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無数の手に穴の中に押し込まれ、体の半分が土に埋められた。
虫が俺の身体を食い破るように、体内へ進んでくる。
激痛に声を出そうとしたが、まともな声にはならなかった。
今度は虫が、首もとを狙って体の内側から這い上がってくる。
目も食い破られつつあるんだろう。徐々に見えなくなってきた。
ああ、やっぱりちょっと怖いな。
どうせなら兄と一緒が良かった。
……また、会えるだろうか。
【①●◇□】=【1章シロ】 闇蜘蛛 葉楼 様 改め 桃薗 葉楼 様
スチル代筆 もりもりやま様(@MORIMORIxx629)
嫌だと声を挙げるより早く、身体に何本もの槍のようなものが突き刺さった。
ああ……結局俺は、『自分のため』に生きることはできなかったんだ。
【◀︎#◇…】=【見せしめ】 瑠璃咎 亜門 様