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NHK「緑なき島」が撮影された昭和30年代の端島炭坑の実際の坑内の写真です。褌一丁で作業する人も見当たりませんし、スラ箱で石炭を運搬することもありません。坑内はすべて防爆型の定着安全電燈で裸電球はどこにもありません。採炭はコールピックです。坑道の高さは人が十分に立って歩ける高さです。
この写真は「日本現代写真史1945年‐1970」に掲載された写真で、1946年に酒井慎一氏が東京・品川沖第四台場で撮影したものです。狩り込みで少年保護所に収容された浮浪児とキャプションにあります。当時の日本は、街に戦災孤児があふれ、上野駅構内で生活するしかなかったという悲しい記録もあります。