俳句の箱庭　透次さんのイラストまとめ

【今週の挿絵俳句】2022-06-24
○挿絵俳句588
○「蚊遣火やひばりの齢疾うに越ゆ」(透次)
○季語(蚊遣火・三夏)
a mosquito coil-
I'm already over
Hibari's age at death
【作句メモ】：今日は美空ひばりの忌日(美空忌・林檎忌)(1987)。52歳という若さであったことに今更ながら驚く。＃俳句 ＃季語

●挿絵俳句404・2018-11-10
○「トルソーの胸板に射す寒茜」（透次418）
○季語（寒茜・三冬）
Winter sunset shines
On a chest of a torso
In the art room
【作句メモ】美術室の窓にはいつも頭や腕の欠けた石膏のトルソーが置かれていた。機械警備の時間になる頃に、冬の夕焼が窓から差し込んだ。