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来訪した異星人は美しい少女たちだった。人類にとっての誤算は、彼女たちが惑星を玩具にしてしまえる巨体を有していること、そして実際に玩具にして遊んでいることだ。黒髪の少女は今から星を破壊するという事実、ブロンド髪の少女は一人も生かしておかないと言う意思、それを丁寧に表明するのだった。
「遅いじゃないか。……なんだい、いきなりビルから降りろなんて。君がデートに遅刻したせいで立っているのに疲れたから座っているんだぞ。 ククッ、だからこのビルの中にいる何百という人々が私の尻に潰されてしまうのは君のせいなんだ。……まぁ、出入口を潰しておいたのは私の趣味だけどねっ♪」
「ご主人様はこの双子惑星の出身なんですね。どちらも綺麗な星です。……話は変わりますが、私のお給料って控えめな気がしませんか? 欲しいものが買えないとストレスが溜まるので、『ボール遊び』でもしてストレスを発散させようかと思ってますっ♪」
故郷を人質に脅迫されるご主人様、顔面蒼白。
「あの、先輩。彼女に街を蹂躙させるのは悪趣味なので止めにしません? 今日だって何十万も犠牲になってるんですよ?先輩と付き合ってからどれだけの人を殺めたか……。
何で別れるとか言い出すんですかおかしいですよ分かりました残しておいた超高層ビルも今すぐ叩き潰すから考え直してください」