はりーさんのイラストまとめ

『日本のヤバい女の子 覚醒編』と『抵抗編』ではカバーが繋がって一枚の絵になってます👹現代の女の子ふたりは単行本のカバーにいた女の子で、ろくろ首およつの首を暖簾がわりにワープしてきて、超飲み食いするという絵です 鬼を拝んだおばあさん(左端)は一人飲み派だけどみんなで同じ食卓についている

エバの生きるためのよすがは、やはり自己顕示欲（女は虚栄心の塊であるはずだ）、民衆からの愛情（女はいつも愛を求めている）、はたまた力を持った人々への復讐心（女は男全般を不当に怨むものである）だ、と人々はしきりに解釈したがった。それが女が追い求めるものの中で一番面白いからだ。

踊りは記録できない。指先から空気が震える瞬間を目のあたりにし、押し寄せる波紋に息をのむ体感は、踊り手がその場からいなくなれば再現できなくなる。そして踊り手本人は、動きをとめるまで客席の顔は判別できないのである。回る。回る。みんな踊っている。猛スピードで何も見えない。

ああ、あれは、ひどかったのだ。やっぱりおかしかったのだ。貧しさによって、女である偶然によって奪われ続けなければならないなんて、覆せない真理ではなかったのだ。やっぱり、やっぱり、そうだったのだ。誰も賛同してくれなかった。こうやって殴れなければ、ひどいと証明することさえできなかった！

なぜ自分だけが、何もかもを失わなければならなかったのだろう？
私が自分のしたいことをするのは、近代的な女性のあり方として正当な振る舞いのはず。それを「彼ら」は良しとしていたはず。だけど、もしかして、本当は、全員が旧来の男女感にどっぷり漬かっていたのだったら――？自分も含めて！

実家とは基本的にすることがない場所だ。年末年始なら歌番組でも観て、芸能人に的外れなコメントをする父を「こき下ろさない」だけでよかった。それは紛れもなく孝行だったから。
父は本当に無趣味なのだ。自分が楽しいことを持ち込まなければならない。父の人生に意味があると示さなければならない。

本当に好きで描いたものじゃなければすぐに分かる、なんて、誰が言ったんだろうね、たぶん、日々に染みるような何かを好きになったことがない人間だって思っちゃう。

相馬黒光／本当に本当のこと以外、どうやってできようか

第3章 装備 戦い生き抜く女性たち《第14話 ただイケてるだけの白いドレスを、いつかの大安吉日に》

✔︎ウェディングドレス、デカすぎるコンテクストを内包してそうで不安になる問題
✔︎白という色、ヤバめの意味を背負わされすぎ問題
✔︎白いだけのドレスそのものや寿ぐ気持ちが悪いわけじゃない

第3章 装備 戦い生き抜く女性たち《第13話 「リクルート・スーツの就活生は没個性的」と言うけれど》

✔︎「女性が働くとか想定してなかったし私服で」
✔︎「やっぱ風紀乱れるから制服(スカート)で」
✔︎「就活生無個性w個性出したら落とすけどw」
✔︎就活は黒タイツ禁止？足に社判でも押すんか？