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真っ正直な青春(恋愛)小説。王道かと読み進めると意外な着地点。映画は見ていないが、文字の方が作品の魅力は伝わると思う。「友達になったほしいんだ」の台詞が美しい。自分が彼女の立場なら残された時間をどう過ごすだろう。自分が若いときに読んだとしたら何を感じるか知りたくなった。#読書忘備録
青春小説を読んだのは久々。乗鞍の少ない騎手の毎日を描いている。主人公の状況が中々好転しないのもリアル。それぞれのエピソードかあっさりなのが少し残念。それでも不遇な環境を嘆いたり、ちょっとしたことで歓喜したりと人間臭い描写は好み。結局、人は周りに支えられているんだな。#読書忘備録
ようやく。よーく知ってるエピソードを意外な視点から描く。最初はホンの少し違和感があったが、意図が分かると納得。両監督の言葉を聞くだけで泣けてくる。結果は分かっているのに緊張する。最後に必要な経験をした彼のラストの姿に感動した。これは大満足。原作を最初から読み直したい。#映画忘備録
家族間の様々な軋みを描いた短編集。派手さはないが身体の奥底にゾワゾワと澱のようなものがじっとりと溜まる。その気持ち悪さも心地よいと言えなくもない。どんでん返しも見事。短編ならではの強引さが薄めで好み。家族なのに、家族だから、色んな考察が可能な一冊。とても参考になる。#読書忘備録