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やっと方舟の呪縛から解き放たれた気がする
白井智之「そして誰も死ななかった」
こ、これは…犯人探しなんかどうでも良くなる話の展開
読み終えた今…
なんか疲れた…
横溝正史「仮面舞踏会」
中絶作を1974年に構想も新たに書き下ろした作品
軽井沢を舞台とした本格推理で各所に伏線を張り巡らせており意外な犯人に驚き
横溝特有の寒村での因習や怪奇色は皆無で人によっては退屈するかもしれぬが還暦になってもこの様な大長編を書き上げるのはさすが大横溝といった処か
「悪魔の百唇譜」
短編「百唇譜」を長編化
百唇譜は横溝の造語で女性の神秘の拓本のこと
「夜の黒豹」
短編「青蜥蜴」を長編化
なぜ題名を夜の黒豹としたのか話を読んでも不明
この後「仮面舞踏会」を連載するが体調奮わず中絶
そして70年代の横溝ブームまで10年間、横溝は忘れられた推理作家となる
横溝正史「真説 金田一耕助」
わずか160ページの横溝正史のエッセイ集
なんと値段180円!
当時横溝ブームに沸き起こった時に横溝正史が何を感じていたかが良くわかり面白い♥
その中で江戸川乱歩が「犬神家の一族」の連載予告を見て「ぼく、犬神だの蛇神だの大嫌いだ」というシーンがあるのが笑える
私は人に本を薦める事や薦められるのが苦手
薦めた本の否定的な感想やお世辞は聞きたくない
逆に薦められた本の感想が自分に合わないと否定的な事を言いかねないので薦められない方が良いと思ってる
ただTLで流れてくる皆さんのお薦め本は私自身が選ぶので問題ない
ということでこの四冊は購入決定