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「調子が悪かっただけだと、思ってたんですけど……」 【保健委員の疑問】 そういえば、夜来が三階から電気をつけようとしたときには、スイッチはなんの反応もなく、暗い中降りてくるほかなかったはずだ。電気がついたのは六条が上がってきた時だ。
「その理由なんですけど」 【保健委員の証言】 事件の少し前、ランドリーから部屋に戻る途中、突然階段の電気が消え転んでしまった。足を挫いて階段を上がることが困難だったため、近くに人がいないかと呼んだところ夜来と六条が来てくれた。
「この時点でクロは上限の2人になりました。そして、夜来さんも亡くなったのでそれ以上の殺人は不可能となり、クロかつ生きている公太郎くんも上限である2人を殺害したため、端末機に連絡が入った、と。 これが私たちの話あった結果、出た答えです」
「……ね、どうでしょう」 【保健委員の論破】 もし今のあなたが本当に夜来であるなら、一緒に森で検証した内容について、記憶にあるもののうち新しい仕事内容について、あるいは自分とあなたの進学や就職先について、覚えている限りで構わないから、なるべく詳細に答えてみてはくれないだろうか。
「ひと、いないぃ……………」
「ところで着替えてみたんですけど、どうですか?」
「それに…あのですね…」 【保健委員の同意】 樟脳の致死量は僅か2グラム程度です。部屋に捨てられたものは中身がほとんど残っておりましたから……わざわざ計算して入れたと言うのでしたら、…奇妙ですが、少なくともあれによって殺す気は初めからなかった、というのは道理かもしれないです。
「そうですねえ……となると…」 【保健委員の推理】 ユキも同じで、食事をとっている最中に気分が悪くなりました。スパイスで味と香りの強いカレーは飲み物よりも異物の混入がはるかに判断しにくいので……あれが原因と考えてほぼ間違いないと思います。