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「あー それだけど」
【弁護士の証言】
自分と車折は最後のほうに避難していたため、車折の姿は自分が確認している。死んだのは避難で一旦外に出、火が消えたと聞いて宿に戻るまでの間で間違いないと思う。
「こうは考えられないだろうか?」
【弁護士の論破】
短時間で隠滅することは難しくても、抵抗したかのように偽造することは簡単なはずだ。クロとしての成立に裁判時の生死を問わないとすれば、捜査の撹乱や指摘失敗を狙ってわざと死ぬこともできる。
「あたしもそう思う(全肯定桃太郎)」
【弁護士の同意】
この中に二人を殺したクロがおり、かつもう一人を殺したクロは既に死んでおり、その二人は予め協力関係にあったと想定するなら、怪しい人物は絞れる。一人は獣条堂を殺して細工をし、もう一人が透常を殺したのちに久留美を殺し、
「ちょいと待ちなんし」
【弁護士の推理】
メモは犯人によって双方が渡されていたが、例えば凛藤に遅延以外に知られたくない秘密や後ろめたい何かがあり、外部に悟られないよう自分からメモを処分してしまった、という可能性も考えられるのではないだろうか?