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「ドーナツだいこうしん」
ビリーの腰につけたドーナツ。
それをねらってついてきたニワトリ、ネコ、イヌ…。
なんだかんだと楽しそうな行列に、劇を練習していた子どもたちやランナーもブラスバンドも、みんなみんなついてきた。
とんだりはねたり踊ったりするふつうの日。とても素敵。
「まよなかのおはなみ」
おとうさんとさんぽに出かけた夜。
突然あらわれた電信柱、灯ろう、郵便ポスト、みんな何やらあわててどこかへ向かう。
くらやみの中、あざやかに咲く桜のそばで、今だけの美しさを楽しむ。
写真は「こどものとも」ですが、絵本も出ているみたいです。
「ゆきがふったら」
雪がふった日の朝。
除雪車が雪を山にして、子どもたちは雪で何をつくろうか考える。
トンネルをつくり地下室をひろげて、かべをつくり雪だるまも飾って、巨大な雪の秘密基地が完成!
日に照らされレモン色になった、クリームみたいな雪で遊んでみたい。
雪の絵本フェア
「やまのかいしゃ」
朝寝坊のほげたさんは、昼過ぎに会社へ向かいましたが電車は見知らぬ山の駅に。
そこで、会社の人を呼んで見晴らしのいい山の上で仕事をする。
昭和の絵本なのに山頂で楽しいテレワークが始まりますが、儲からないと他の人は帰っていくオチ付き。
何とも羨ましい。
「てぶくろがいっぱい」偕成社
ふたごが赤いてぶくろをなくしたと聞いて、近所の人たちは落し物のてぶくろを次々届ける。
みるみるうちに10個も集まって…
どうやって本当の持ち主に返そう?
暖かそうに並んで浮かぶてぶくろは、雪を照らすあかりのよう。
挿絵は再びスロボドキン(作者の夫)。
「ゆき」ほるぷ出版
きくちちき
色とりどりの小さな動物たちが暮らす森にも、しずかに雪はふりつもる。
雪は森の景色をどんどん変えていく。
鹿が立ちどまり、きつねがあわててかけまわる。
白くなっていくなかで、みんなはじっと寄りそう。
雪のもつ圧倒的な力と美しさがひろがる絵本。
「シロクマくつや」偕成社
おおでゆかこ
雪の中に落ちていた大きな靴をみつけて、シロクマかぞくはこの靴をお店にすることに。
素敵な靴屋ができたけど、実は巨人のぼうやの落し物の靴でした。
皆は力を合わせてぼうやに新しい靴をつくります。
夢のように楽しくてお菓子みたいにカラフルな絵本。
「ぼくは川のように話す」偕成社
ぼくにはうまくいえない音がある。
吃音をからかわれ、話すことが辛い少年を、父は川へ連れて行く。
言語療法士に、目標は流れるように話すことだと言われた少年は、川の音もどもっていることを知る。
見開きいっぱいの輝く水面で少年の心を表すシーンが美しい。
「小さな池」福音館書店
新宮晋
小さな池が映す世界。
鮮やかな緑色に、きらきらと光りながら小さく揺れる水面。
風や雨の音も感じられるようだし、泳ぐ亀の姿もまるで目の前で見ているかのようです。
見開きいっぱいに広がる池に、吸い込まれそうになってしまう。
字のない絵本です。
「ドングリ・ドングラ」くもん出版
コマヤスカン
ドーン、グラグラと火山が噴火した。
火山に呼ばれたと思ったドングリ達は長い長い旅に出る。
リスの魔の手から逃れ、砂漠や荒れ狂う海をこえて森が焼けた山のふもとへ。
コナラ、マテバシイ、トチノミ…ドングリ達の表情やしぐさが楽しすぎる。