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@Akirou77 頬に張り付いた髪を指先で整えてやる。どうしてこんなに短くしてしまったのだろうか。まるで世捨て人のようではないか。そんなことを考えていると、乱れた襟元から鈍く光る物がこぼれているのに気が付いた。
「だが倒れぬ王などいない。たとえどんなに優れた傑物であろうと、永遠に玉座にあり続けることなどできはしないのだ。」
阿選は愉快そうに驍宗を指差す。
「その日を楽しみに待っているぞ。貴様が道を失い、破滅し、命を失ったら…俺は死者の山で待ち構えて嗤ってやろう。さぞ愉快だろうな。」 https://t.co/dQstQXh6SW