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ごめんな、相棒。お前が生き返る前に、この子が死ぬなんて嫌だと、俺は思ってる。でも、お前に生き返ってほしい気持ちは、ちゃんとある。
薬草採るのを手伝ったりとか、この世界の話とか。 少しずつ、心を開いてくれれば、あの無感情な目も、やわらぐのかもしれない。
先生。僕がやるべき事、なんでしょう。
「あ、こんばんは。月が綺麗ですね。」 微笑みながら挨拶をする紫雲が手にしているのは、自分の楽譜だった。
#壊リヴァ_公式 3/29/20:30〜 ーepisode anxietyーを公開したします。
「月が綺麗だなんて、当たり前の事です。それと、今の私に何を言っても意味はありませんから。」
最近の悩みはあのうるさい女のことだ。
「命の価値なんて、どうでもいいだろ?本当に重要なのは、“生き返らせる”ことなんだから。」 伊織も考えを口にする。 「マキマキはそう思わないなぁーっ、マキマキもみんなも、その人に価値があるから生き返らせたいんでしょー?」 マキマキはわざとらしく頬を膨らませる。
「藤波紫雲です。花は藤の花。春の国出身で、歳は16歳です。」
「はじめまして。月読命志穂です。花は月下美人。夏の国出身で、23歳です。よろしくお願い致します。」