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【2】
果樹園 地下1階
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しばらく、しばらくの浮遊感の後、エレベーターは止まり、チンという鈴の音と共に扉が開きました。 目の前に広がるのは円型にならんだ証言台たち。ケージに覆われた「裁判場」はまたその姿を変えていました。
薄暗い冷凍室はまるで冬の様に寒く。 中では冬に不釣り合いな服装の少女がひとり、誰かとよく似た笑顔を浮かべ、冷えきった体を横たえ眠りについていました。 覚めることのない、終わりのない眠りに……
果樹園1階