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猪王山様強化月間最終日
また、か・・・
そうだな、これが永遠の別れじゃない
いずれまたお前に会える時が来るだろう
その時を迎えるためにはやらなくてはならないことが多いな
まずはこの混乱を収める、それを優先しよう
悔しいがあの子はお前達に任せる
私は・・・・
猪王山様強化月間30日目
これを頼むとあいつの羽織を預かった
あいつは階段をのぼり
扉が開き
中に入ろうとする
何か言わなければ・・・
しかし何を言う・・・
時間がない・・・
「熊徹!ありがとう!それと・・・達者で!!」
これが精一杯の言葉
言葉が出ない、こいつは
あの子はなんであろうと私の息子だと認めている
それどころかあの子を助けて連れ戻してくるという
本来その役割は私がやらなければならないはずなのに
私はただこいつのやろうとしてる事を止められない後悔と
こいつに対する感謝の涙を流すしかできなかった・・・
猪王山様強化月間28日目
最悪だ
あの子が闇に飲まれるなんて
その結果あいつは重体
あの人間はあの子を止めるために人間界に行った
私はどうすればいい・・・
何がいけなかった?
どうすればよかった?
わからない・・・
もうどうしていいか・・・わからない・・・
猪王山様強化月間27日目
完全に負けた、まったく途中から二人で戦うとはな
だが、あれでいいのかもしれない
人間とバケモノが共にある形
その一つの完成形、本当にいい息子を持ったな
私も負けられないな、しかし負けた事で
あの子に怒られてしまうかもしれんな
だがそれもいいかもしれん
猪王山様強化月間26日目
宗師様は甘い、あいつに人間を育てるなど無理だ
あの人間もきっと闇を宿しこの街に害をなすに決まっている
だが私は違う私はあいつと違いちゃんと愛情を注いで育てた、
肉体の違いにまだ戸惑ってはいるが
それでもあの子は私の息子だ
しかしこの考えこそ最大の傲慢だった