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伊豆の美術解剖学者さんのイラストまとめ


加藤公太 KATO Kota | Online class (JP) bit.ly/3qyjD4y | (KR) bit.ly/3bDSNV7 | (EN) bit.ly/3Ujntwl |
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外形に現れやすい筋腱移行部の形状は、個人差が結構ある。美術解剖学では有益な情報になるかもしれないので、調査してみたい。

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顔がそれぞれ異なるように内部構造もまた異なる。内部構造のバリエーションを知っていくと、その構造が持つ本来の様相がおぼろげながら見えてくる。すると、教科書をトレースしたような「正確さ」にこだわらなくなる。添付は広頚筋のバリエーション。ランツ『臨床解剖学』より。

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リトグラフが用いられた最初期の美術解剖学書。ジョージ・シンプソン『骨と筋の解剖学』(1825)。全ての図が実物観察に基づき、実寸大で描かれている。上腕骨や大腿骨などの長骨は、関節付近の局所図。

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陰影の描写が上手に見える図でも間違っていることはある。逆に素朴に見えて「どうやったらこんなアイデアが出るんだ…」という図もある。解剖図に必要なのは、画家の作家性や描画技術ではなく、間違いの少ない図。

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教科書を見ていて、触覚的な図(触らないと描けない)のチョイスがあると、解剖体験があるのかなと感じる。1枚目:著者(Heupel-Siegen)の素描。2枚目、下段:同著者による口角周辺の表情筋を裏側から見た図。

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教科書ではあまり書かれないが、腹壁の筋は多様な動作を行い、それが外形に大きく影響する。ヨガのインストラクターなど左右の腹直筋を交互に動かすことができる人もいる。

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解剖図における構造の色彩はある程度自由である。何でこの配色かわからないが、腱の配列と範囲が見やすい。人体という自然物は、見方も意見も色々。色々な意見を見聞きして、気づかなかった部分を埋めていく。

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赤:表情筋(浅層)の収縮方向。青:収縮時に生じるシワの走行(概ね筋走行と交差)。黄:筋の境界が体表に現れやすい部位。

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リクエストのあった、胸腹壁を内面から見た図。現代の解剖図ではレアなビュー。

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僧帽筋。添付図を描いたリシェはT10を起始の下限としているが、T11か12しか見たことない。リシェの図は観察所見に基づいているので、レアケースを観たのかもしれない。

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