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【〈未醒〉時代の小杉放菴展より①】
◆《降魔(習作)》1907年頃 当館蔵
近年新発見された、1907年の東京勧業博覧会で褒賞を得た《降魔》の習作です。
魔王の攻撃や誘惑にあいながらも釈迦が悟りを開くこのは、当時は珍しい画題で、小杉未醒はどうやらアジャンター壁画の複製を参考に描いたようです。
【素描礼讃展より③】
今回は2点の装飾画をご紹介!
岸田劉生《第2回フュウザン会展会場装飾画》1913年 笠間日動美術館蔵
ムンクのような大胆なタッチ、渦巻く強烈な色。主題は明確ではないものの、人間の生と死の苦悩に対する、クリスチャンだった若き劉生の、宗教的な高揚感を見出せる作品です。