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さあさあ起きて
クスノキの新芽
もう4月がやってきた
まだまだ起きない
お寝坊さんを
兄さん姉さん笑ってる
お日様の光たくさん食べて
その赤い色を濃い緑に
早く変えなきゃいけないよって
お日様も笑ってる
私も待っているからね
#あなたの今日の3色
コーヒーの香り
トーストも焼きあがって
小さな幸せって
こんな事を言うのだなって
甘酸っぱいブルーベリージャムを
たっぷりと塗る
今日は久しぶりに早起きしたから
服を選ぶのも余裕だったし
お化粧も念入りに
ちょっぴり早くなった春の朝
とびきりの笑顔で
あなたに会えそう
#あなたの今日の3色
お互い年をとって
私に思うところもあるでしょうが
それはお互い様なので
目を瞑っていきましょう
当座の目標は
ちゃんと貴女を見送る事ですが
そのとき貴女に
私が娘で良かったと
思ってもらえたら嬉しいです
とりあえず
お誕生日おめでとう
まだまだ長生きしてください
お母さん
#あなたの今日の3色
あの頃と何も変わっていない気がするけれど、卒業証書の入った筒を持ってさんざめく彼女たちを見ると目を細めてしまうのは、やっぱり私もおばさんになった証拠かな。貴女たちの未来が幸せでありますように。そして、その眩しさがまだ少しは私の中にも残っていますように。
#あなたの今日の3色
いつか来る別れが苦しいからと
想いを手放す事ができるなら
こんなに憧れたりはしないだろう
あなたはただあるがままで
私もまたあるがままに
この想いを受け入れていくしか
ないのだという事は分かっているけれど
#あなたの今日の3色
ふんだんに使われたレースとリボンに
たくさんの小花もあしらったコサージュに
縫い付けられているのは無言の主張
可愛い
綺麗
ありがとう
華やかな笑顔を交わす私たちの胸元で
強烈な盾が揺れている
#あなたの今日の3色
私の体の中を這う荊を
どんなに束ねたところで
傷つかぬことはなく
どんなに飾り立てたところで
咲く花は血潮を吸う
だからこそ
私はあなたの荊を思う
あなたの花の色を愛し
あなたを覆うその美しさを尊ぶ
私の花がせめて一輪
あなたのようであればと思う
#あなたの今日の3色
避難先には持ってこられなかった
父が丹精していた木瓜の鉢植え
春になるといつも「梅の花?」と訊ね
そんな家族の恒例のやり取りを
あと何回できるだろう
父が死んでも木瓜の鉢は
ずっと残っていくだろう
そう思っていた
仮設から越して初めての春
残されたのは私たちの方だった
#あなたの今日の3色
もうね、今日の #あなたの今日の3色 ってどう見ても抹茶プラス小豆餡しか浮かばんくない?
や、今日のはアップリケだからっ!食べ物じゃないからっ!(>_<)必死
抹茶〜抹茶スイーツが食べたい〜
私はただのツギハギだらけ
見苦しいだけの存在なのだと
俯きながらまた継ぎを当て
それでもたまに
綺麗な色の糸をくれたり
可愛い柄の布をくれる
そんな人がいたりするから
私はただのツギハギだらけ
だけど少しだけ丁寧に
針を運ぼうと思ったりする
あなたがくれたこのレースも
#あなたの今日の3色