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「矢ヶ崎香織です♡メンタルセラピストしてます」
「もしも悩みがあったら、うちに来てください。お話し、聞きますよ?」
「え?私が男じゃないかって事を、誰かから聞いた……?も〜そんなわけないじゃないですか〜嘘ですよ、嘘。誰が言ってたんですか?」
「僕……?空山実……」
「えっと……僕は、引きこもってた自分を変えたくて……だから、頑張ってる。うん……」
「星谷くんとは……同じバイト先の友達……僕の方が、一つ上だけど……」
「……これ?……僕が大好きなヘヴィメタ。元気、出るよ。……聞く?」
「……この家に何か御用ですか?」
「私?私は橘識。この家でお手伝いをさせていただいてます」
「私のことは……特に何も、お話しできる事はございません」
「……あのお方のお食事を作らなければいけないので、失礼します」
「我は松丘秀樹!藤の山教の教祖をしておる!」
「自分に降りかかる困難は全て熱意と力で解決できる!故に皆と日々修行に励んでおるぞ!お主もどうだ?入らぬか?」
「え?悪い宗教じゃないかと?とんでもない!悪行は成敗せねばならぬからな!それに皆は少し変な空手道場と慕ってくれておるぞ!」
「橋野悟です。しがないサラリーマンです」
「ええと、それ以外に話す事は……」
「……え?私の会社、ヤクザが運営している会社じゃないかって?」
「やだなあ、そんな事あるわけないじゃないですか。普通の会社です」
「オニーサン、これ、落としたよ」
「いいえ、どういたしまして」
「ボク? ……いいや、ずっと日本に住んでるよ。観光とかじゃない」
「ところでオニーサン。それ、ちゃーんとバッグに入れておいたほうがいいよ? ……誰かさんに、スられる前に、ね」