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大つごもりの日、やまかずは親類の借金のために融資を関係者に頼むが皆冷たくあしらわれ、出来心から奉公先の引出しからお金をパクってしまう。それを見ていたのが店の若旦那・柏餅之助。彼はやまかずをからかいながら、そっと引出しの金を全部持ち出し、やまかずの罪を打ち消すのであった。
優しさと自己犠牲一筋で生きて来たかしわ餅は、やまかずの裏切りによって借金苦に陥りクリスマスに自殺を試みる。そこに現れたのは落第天使のネコザメ。「自分なんか生まれきゃよかった」と嘆く彼に、ネコザメは「IF」の世界を見せる。そこは仲間が皆零落し、やまかずが独裁を握るディストピアで――