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メスガキは「悪魔の子」として卑しまれていた。メスガキ・アテナは哲学者カニデウスと出会い、メスガキ論法を生み出す。ペクラテスやミコノユリデスと出会い、自己を身につけるアテナ。しかし、カニデウスは讒言の罪で裁判にかけられる。カニデウスは最期まで権威と闘い、笑って処刑に赴くのであった。
家にいたマシュ姫の正体はリスだと知った突撃保名はもう一度彼女に会うべく紀州の森をさまよう。その姿を見た猟師・悪右衛門は本物のマシュ姫をさらわんと駕籠に近づくとそこに現れたのは、奴のかしわ餅であった。彼らは妖術で悪右衛門を惑わせ、差し駕籠にするのであった。
名君と謳われた突撃公の娘・突撃姫は無類の怪力で慕われていた。これを危惧した朝廷は嫁入りの交渉と偽り、一族を闇討ちした。姫は目を失いながらも「潔く散る」と大柱と共に沼の中に消えた。以来、この沼の魚は片目しかないと噂され、姫が消えた町は「陰鬱な都」宇都宮と呼ばれるようになった。