//=time() ?>
長が現れた時、騒ぎはすぐに収まった
彼はゆっくりと子供達の前まで歩み寄ると
子供達の話を最初から最後まで真剣に聞いた
そして友情を確かに認めてくれた
この騒動の後、二人は親友になった
成長して空を飛ぶようになってもそれは決して変わらない
いつまでも彼らは親友でいた
いつもの様に子供達が遊んでいると
大きく若いカラスが二人を見つけ
立ちはだかり睨み付けた
騒ぎは大きくなり、あっという間にカラス達は子供達を囲み大声で脅し始めた
その時、閃光のように大きな四つの影が空から降りてきた
子供達を優しく包み込むその翼の正体は彼らの両親達だった
子供達は初めこそ怯えたものの、すぐに打ち解け遊び始めた
落ち葉の上で転がり、おやつを食べながら絵を描いたりした
これは両親には言えない
二人だけの素敵な秘密だった
しかし両親達は知っていた
子供達が『友達』になったこと
それは確かな友情であったこと
彼らを見守ると決めた出来事だった
とある山奥に家族がいた
彼らは互いに干渉し合わず、幸せに暮らしていた
ある日子供達は一人遊びに夢中になってしまい
我に返った時、とても驚いた
目の前に得体の知れない生き物がいたからだ