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明日から地元の映画館(フォーラム山形)で「シャンタル・アケルマン映画祭」が1週間限定で開催。『ジャンヌ・ディエルマン』がスクリーンで見られるというだけで感激。
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。愛の大団円を140分という悠揚迫らざる語りで見せる。どこまでも精緻で緻密。思えば『涼宮ハルヒの消失』(160分)以来、京アニ映画は一貫して〈急ぐこと〉を拒み続けてきた。冗長を恐れぬ緩慢さこそ映画の力である、という揺るぎない信念を感じる。
遅くなりましたが、本日の『山形新聞』のコラム「極私的偏愛映画」で、高畑勲監督『セロ弾きのゴーシュ』について書きました。この映画は、小学生のときに杉並公会堂で見たのですが、思い出深い作品です。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』(藤田春香監督)。滅多に席が埋まらない地元の映画館が満席に。京都アニメーションへの静かな思いを分かち合う。それにしても、何という気品のある画面であろうか。画面の美しさの点では『天気の子』に勝るとも劣らない。