//=time() ?>
あっ、ちなみに、カンディンスキーの絵画というのはこんな感じね。チャネリング空間でシリウス言語が連発される世界というのは、最初はまさにこんなイメージだったのよ(笑)
「今・ここ」の中に見えてくる空間構造は、言ってみれば、人間なら誰しもが持っている考古学的記憶のようなもの。今はあのダリの絵のように廃墟と化しているけどね。記憶内容としての記憶の根底にもっと深い"収縮としての記憶"がある。それをまさに考古学者のように丹念に掘り起こして行こう。
眼差しを内的な方向へと転回させるためのキー概念となるのが素粒子だね。素粒子は物質の大元であると同時に、人間の経験的意識を活動させるためのアプリオリ。つまり物質と精神の両義性を持っている。宇宙の大規模構造と素粒子が密接な関係にあるのもそのため。無限大は無限小。繋ぐのは奥行きだよ。
後ろに支配された空間(見られる空間)の中では、小さく縮んでミクロに映し出されている。なぜなら、奥行きには長さなどはないから。それを私たちは素粒子などと呼んで対象化している——小池氏は、この奥行きの中に自他が共同体を持つ空間を原-日本だと直観した。