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【呼声論破 エンディング】 強者共は夢の跡 (章スチル提供:さきあ様)
――きみ達の目の前で悪役は生気を失い、本人の願い通りに赤色の絨毯の上で、たった一時だけその一身に同情を向けられる置物になった。
――彼女は、浮かぶ。淡い色合いを遺した命は、滲んで掠れて、無骨で巨大なプールという容器に張られた水の上を彩っていた。
――更に、薄暗い研究教室の扉の向こうには、記す術がその手を離れても身動ぎすらしない彼がいた。
――避けられた生徒のすぐ側、誰に命を吹き込まれなくとも話すことの出来た彼女を、その槍は意図も容易く貫いていた。
――こちらテンプレートになります。 1枚目表CS 2、3枚目裏CS 4フリースペース となっております。