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丁寧に、気持ちを込めて一文字一文字を書いていく。 二人の名前を忘れない為に習った文字は、始めの頃よりも随分と綺麗に書けるようになった。
「ここから出たら、ずっと真っ直ぐ歩いていってください。 少し意識を失うかもしれませんが、ちゃんと辿り着いていますからご安心を。」
「俺ね、消滅しようと思う。」 はっきりと、笑顔で彼女達にそう告げた。
「皆様への判決が決まったみたいですね。 これでお別れの方も居るでしょうから、最後に…殆どの方は知っているでしょうが…改めまして、私はココノエ…いいえ、九重 菊乃です! あなた達が生前接していたゲームマスターのリュウさんの妹です。…黙っていた人は、ごめんなさい。」