//=time() ?>
丁寧に、気持ちを込めて一文字一文字を書いていく。 二人の名前を忘れない為に習った文字は、始めの頃よりも随分と綺麗に書けるようになった。
「ここから出たら、ずっと真っ直ぐ歩いていってください。 少し意識を失うかもしれませんが、ちゃんと辿り着いていますからご安心を。」
「俺ね、消滅しようと思う。」 はっきりと、笑顔で彼女達にそう告げた。