傾いた木
Merry Christmas
するとクモの巣はキラキラとまぶしく輝き、なんと色とりどりの美しい宝石に変わったのです。 「うわあ、お母さん、見て。こんなきれいなクリスマスツリー、僕初めて見たよ」 まるで夢のような出来事に、二人はとても喜びました。
家に帰るころにはすっかり暗くなり、空には星が瞬いていました。 ご馳走も、プレゼントもありませんが、麦わらで作った小さなお守りを飾り、二人は細やかにクリスマスのお祝いをしました。 眠る前に、お母さんが今日のクモのことを話してあげると、子供は笑って聞いていました。
夕方、やっと飾り付けが終わり、家に帰ろうとしたときです。 お母さんがふとモミの木を見ると、飾りに交ざって、なんと一匹のクモがぶら下がっていたのです。 「まあまあ、なんて見事な模様かしら。本物の飾りにも負けていないわね。でもこのお屋敷のご主人様は、クモが大の苦手。みつかったら大変よ」
お母さんは町のお屋敷で、召使いとして働いています。 お屋敷には大きなモミの木があり、お母さんはクリスマスの飾りつけをするため、朝から大忙し。 だんだん綺麗になっていくクリスマスツリーを見て、お屋敷の子供たちは大喜びしています。
昨日の「みどりの朗読会～古墳の前で朗読会～」の風景。 雨上がりのよい天気で、虫たちも活発に飛んだり這ったり刺したりしてました。
お役目ご苦労さん。 #エヴァンゲリオン #エヴァ
#礫
#礫 https://t.co/haeyHiLgpH
