くまざわ書店八王子店さんのイラストまとめ

【注目書】鎌田雄一郎『雷神と心が読めるヘンなタネ　こどものためのゲーム理論』河出書房新社。ゲーム理論研究者の贈る、人の気持ちや行動を論理的に想像する力をつけるための物語。不思議な雷神と出会った小学生・啓一は、「相手の立場に立つ」ことでふりかかる問題を解決できるか?!

【注目書】スワミ・サッチダーナンダ『インテグラル・ヨーガ　新版』めるくまーる。ヨーガの根本教典『ヨーガ・スートラ』の真髄をやさしく説示した必携の書。初心者のために「サンスクリット語句の英語訳注」を収録。唱誦する人のためにヨーガ・スートラ全文をテーヴァナーガリーとローマ字で掲載。

【注目書】『USムービー・ホットサンド　2010年代アメリカ映画ガイド』フィルムアート社。未公開映画配給・上映活動で、いま日本中を沸かせる グッチーズ・フリースクール発！　2010年代アメリカ映画を味わい尽くすための、ポップでクールなムービーハンドブック! !

【注目書】ヴィンス・バイザー『砂と人類　いかにして砂が文明を変容させたか』草思社。コンクリートやガラス、半導体のシリコンチップなど、現代の様々な場面で使用されている「砂」の資源としての知られざる歴史を描き出し、その「砂」が現在危機に瀕していることに警鐘をならす現代文明論。

【注目書】フロイト『モーセと一神教』光文社古典新訳文庫。キリスト教の発生を探り、同時代の反ユダヤ主義の由来を考察する宗教批判を展開するフロイトの「遺書」。

【注目書】マルクス＋エンゲルス『共産党宣言』光文社。「世界を変えた」歴史的な文書であり、マルクス主義を理解するうえでの基本文献。

【注目書】山田邦明『戦国のコミュニケーション　情報と通信　新装版』吉川弘文館。「一刻も早く援軍を…」。戦国大名たちはいかにして遠隔地まで自らの意思や情報を伝えたのか。口上を託された使者、密書をしのばせた飛脚たちが、命をかけて戦乱の世を駆け抜ける。中世情報論を構築した名著を復刊。

【注目書】H.G.ウェルズ『ポリー氏の人生』白水社。「SFの父」が自身の青少年時代を投影し、下層中産階級の苦悩をコミカルに描く。作家自ら、最愛の作品と認める自伝的長篇。本邦初訳。

【注目書】木村友祐『幼な子の聖戦』集英社。第162回　芥川賞候補作「幼な子の聖戦」と、ビルの窓拭きを描いた話題作「天空の絵描きたち」を収録。憤怒と諦めのあいだに、かすかな希望を探る、著者の新境地！

【注目書】廖惟宇『ゲリラ建築　謝英俊、四川大地震の被災地で家を建てる』みすず書房。2008年に中国四川省北 部で発生した四川大地震の被災地での住宅再建に参加した台北出身の若 者が、謝の実験的建築とその周辺をパノラマ的に描いた民族誌的ドキュ メンタリー。