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そもそもこのクソ忙しい社会の中で、自分の言う事なんかいちいち誰も気にしていない。言いたい事を言うべきだ。自分の道を貫こう。今そんな小さな事で悩んでいる人には気付いて欲しい。慣れれば何にも怖く無いですよ。
朝焼けのモーツァルト
この歌が終わるまで
君への想いを
隣りに置いてくれ
僕は愛情とは何か
君と出会って知った
人間は死ぬ時
本当に愛した人を
胸に抱いて死んでいく
私はもうすぐ死ぬ
朝焼けのモーツァルトが
天国に響いたら
記憶の箱を開けて
君と永遠を共にする
天国で一緒に暮らそう
死神も後退り
行儀のいい奴も居れば
態度の悪い奴も居る
皆、同じ道を歩めったって
そりゃあ問題も出てくるし
少なくとも俺には無理だ
自分が協調性も無く
人と同じ道を歩くのが
難しいと自覚しているなら
せめて人に優しくしよう
全くゲームをやらなくなった高橋名人。将棋の世界に足を踏み入れ、持ち前の指の動きなどで、次第に強くなり上へ上へとのし上がって行く。その努力が報われ、見事「高橋名人」と呼ばれるまで成長する。レンタルビデオ屋のカードを作る際、記入欄に名字を高橋、名前を名人と間違えてしまいクスッと笑う。
肉
人間の
肉の部分
それは
あからさまに
欲だ
本当に
無欲な人間は
骨を
剥き出しにして
生きている
だけど
そんな
人間なんて
何処にも
居ない
だから
人間には
肉が付いて
いるんだ
記憶の中に降る雪
あけがたの月に睨まれて
叫ぶ名前は思い出の人
あの人が運んできた
12月の雪の華は
今はもう咲く事は無い
旅を繰り返して気付いた事は
随分靴が擦り減ったな
という事くらい
誰よりも悲しい顔を拵えたつもりが
実はそんなに優しくは無いんだ
ただ、雪が降っている
それだけのこと
言いたい事を
我慢していい人に
なれたとしても
後悔するなら
全く意味がない
言いたい事は
言った方がいい
でも人の心は
裏切ってはいけない
例えば成功の
階段を登る時
人の心を裏切ったら
築き上げたものが
一気に転げ落ちる
可能性がある
言葉は不思議だ
使い方一つで
天国行きも
地獄行きもある