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『クセつよ異種族で行列ができる結婚相談所』
「種族間の融和」という課題を、「結婚」という観点から分解して描いたファンタジー作品。
例えば、「種族間の寿命の違い」といった課題に対して真正面から取り組む様子を、コメディを交えながら軽快なタッチで描いているのが素晴らしかったです。
『勇者症候群』
《女神》によって作り出された化け物である《勇者》に対し、世界を守るために命を尽くして戦う少年少女たちを描く、王道ファンタジー作品。
残酷な世界観に於いて、辛い事があっても自身の信念を曲げずに突き進む、少年少女たちのキャラが魅力的で、とても面白い作品でした。
『レプリカだって、恋をする。』
美しい比喩表現の下で語られる、瑞々しい青春物語。
愛川素直が厄介事から逃げ出す為、作り出したレプリカ。
すべてを諦めていた空っぽな彼女が、真田秋也に出会ったことをきっかけに、自身のアイデンティティに思い悩む様子が精緻に綴られた、心温まる物語でした。
『僕らは『読み』を間違える2』
わかりやすい派手な面白さは無いけど、噛みしめると面白さが染み出してくる印象。とても良かったです。
各登場人物それぞれ思惑に基づいた行動と、思わぬ方向への展開。そして、優真の作った脚本が、物語の中に色々な形で重なるのが、ただただ凄かった。
『クセつよ異種族で行列ができる結婚相談所』試読
#すごいぞ今年の電撃大賞
世界の全17の種族が集まる唯一の都市で、恋愛をサポートする、ドタバタコメディ。
複数存在する、軽快語り口で展開されるすれ違いなど、面白ポイントが多数。試読最後指導係など、本編も面白い展開しか期待できないです。
『勇者症候群』試読
#すごいぞ今年の電撃大賞
最初に普通の異世界転生と思わせておいて、逆から付いて来る作品。
カラーページ最後の勇者の紹介で、哀愁漂っている感じがなんとも絶妙です。
いがみ合っているアズマとカグヤがどのように距離を詰めてゆくかも気になるところです。
『レプリカだって、恋をする』試読
#すごいぞ今年の電撃大賞
浮かび上がって来るような風景や、明朝体やインクで例えられた記憶など、物事の描写や心理描写に透明感が感じられ、非常に美しい作品でした。
「スマホの電源がOFF」などで、セカンドの行動にさりげない哀愁を漂わせているのも凄い。
『無口な小日向さんは、なぜか俺の胸に頭突きする』
Q:ヒロインに喋らせずに可愛さを表現できますか?
A:出来ます。
全編に渡って、小日向さんの小動物的な可愛さとその魅力に溢れた作品。
ちっちゃな小日向さんが、行動で全力で気持ちを表現してくる様を見れば、誰もが癒やされること間違いなし。
『転生王女と天才令嬢の魔法革命6』
ヴァンパイアの長であるライアナとアニスの対決編。
相変わらずとても面白かった!
ライアナと対決しながら、ライアナとアニスの同一性や相違、そこに至る背景、そして目的を達成する上での道の違い、最終的な結論まで語り尽くしているのが凄かったです。
1月の個人的オススメ作品(既刊3巻以下)。
・陽キャになった俺の青春至上主義
・VTuberのエンディング、買い取ります。
・かみつら
・ステラ・ステップ
(刊行順)
一推しは、ギャグ系の「陽キャになった俺の青春至上主義」とちょっとシリアス系の「Vエン」。どっちもオススメ。