しげまつ@不定期さんのイラストまとめ

その出会いがアーサーの心を変えました。
いつも笑顔の小さな少年にだって悲しい悩みがあったのです。
彼は悩みを無くすのではなく、悩みを乗り越えるための奇跡をプレゼントしてくれました。
そのプレゼントは、アーサーを愛情深い少年に成長させてくれます。旅人さんとの時間は本編の最重要シーン

愛カップとかうまい事言ってんじゃないよ。
セバーグ騎士団団長にコロされるぞ

それには『ケートス』と名前がつけられました。
ケートスの正体は一体何なのか。どこにいるのか。なぜ人を襲うのか。
建国の合間にケートスの真相に近づいていくアーサーたち。
スぺルビア大陸の奥地へ進めば進むほど、アーサーは歴史の裏に追いやられた一つの真相を理解していくことに…。

はっきりと言うと、アーサーはエルヴィナから世界の権威を略奪できる唯一の正当な人間であり、
アーサーがその気になれば、スぺルビアを新たなセスの国として立ち上げて世界の皇帝の座を奪う事が出来るようになるからです。
エルヴィナ政体のメンバーがそれを危惧するのには、ある男の存在があったから

さて、本編の本筋にてアーサーは呪われた大陸と呼ばれたスぺルビアの大陸に国を作る為奮闘します。
国がないという事で苦しんでいる人々を守る為に、そして姉の名を守る為に一生懸命頑張って、そして手紙で嘆願書を出し続けているのですが、なかなか世界帝国ファーティゲルマからいい返事が来ません。

王とは違うのですが
人ならざる者である『亜人』をまとめる巫女にポルカがいます。
宝石の瞳を持った彼女は視力はないが、人の心を視ることが出来る存在。
彼女は、亜人たちの反乱を止めるために、助けを求めてかつて亜人との架け橋となってくれた小国の御曹司ロジオンに会いに、レオナルドの船に来る

ノーリは２ｍを越える大男。
顔の半分を痛々しい火傷の痕に覆われていても、誰の事も恨んでなんかいません。
ノーリの心の中には、温もりを教えてくれた兄の言葉と、ノーリを愛してくれた不思議な旅人の歌と、それからこっそり遊びに行っている友人の伯爵の屋敷の地下にある秘密の楽園があるからなので

幼い頃から皆に避けられ、嫌われたノーリは唯一腹違いの兄から愛を受けていた。
優しい兄に「お前は愛しい子」と評価されたその言葉と温もりを、兄を亡くしてから十数年経った今も離さないまま生きている。
幼い頃に確かに感じたたった一つの温もりは、ひとりぼっちの王さまに強さを与えているのです

同一人物とは思えんだろう…？にちゃあ

#ハロヴェ この物語は、ひとつの虐げられた未開拓の地を開拓して建国を目指すアーサー皇太子の心の成長の物語です。
キャッチコピーが『愛されたから、愛するんだ』で、その言葉通り、受け取ってきた愛を体現する事でアーサーが人として、そして権威者のひとりとして前へ進むお話です。