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@3s0W3NFmp7ibEo3 @makamikouya ランティスは静かに椅子へ腰をおろす
傷が塞がっているとはいえ
無理な動きをすればまた裂けるだろう
それ程までにダメージが深く
回復が間に合っていなかった
ランティス「取り戻した…? …もしかして…さっきの…あの記憶もか…?」
何度も死ぬうちに大切な何かをうしなったのだろうか?
@3s0W3NFmp7ibEo3 @makamikouya 診察室から聞こえた声をきき
フランがニャイガー達の制止を振り切り入る
フラン「ランティスサン!!」
ランティス「ッ!!」
フランの声に目をうっすらと開く
彼女と目を合わせランティスは動けなくなっていた
ランティス「いったい… …いったい…いつから僕は…死ぬのが怖くなったんだろうか…」
@3s0W3NFmp7ibEo3 @makamikouya 「あぁ…それも…良いね…お医者様の言う言葉は基本的に聞いた方が良いと相場は決まっているからね…ゴホゴホ…」
乾いた喉で咳払いをする
「…まだ…外は終わってないだろう?」
目も開かずヨロヨロと診察台から降りる
@3s0W3NFmp7ibEo3 @makamikouya 身体の傷が塞がるも
本来なら暫く入院が必要だろう
それどころか本来なら昏睡して
意識すら無い筈だ
ランティスの乾いた唇が動く
「…感謝するよ」
レティアさんも…
本当にならあの人の側に
居たいのに居れないんだ…
毎日屋敷の事のほとんどを彼女がやっている
こんなに頑張っている人はワタシはしらない
『フラン…今、側にいけない私の代わりにあの人を頼みましたよ?』
「ハイ…」
レティアは通信を切ると
フランは泣き出してしまった
これからずっと
この気持ちを胸の奥にしまって
生きていかないと…
ふと手元の通信端末が
鳴っていることに気づく
「ハイ…」
『フラン? 救急の連絡が入りましたご主人様は無事ですか!?』
その声はよく聞いた声
あの人の秘書でいつもあの人の為に
何でもやり遂げる女性
レティアのものだった
…本当は…ワタシは…
あの人の側にいたらいけない…
あの人達のように人のルールを越えた
敵と戦える力はワタシにはないから…
次 あの人が傷ついたとしても
ワタシにはなにも出来ないし
次は死んでしまうかもしれない
あの時 ワタシじゃなく
他の神様が居たら?
…きっと
こうはならなかった
#30MMGB
━ククルビタ━
ニャイガー達により
運ばれたコンテナから
重症の男が治療室に搬送されていく
フランも一緒に搬送しながら
彼に声をかけるがランティスの反応は無かった
治療室の手前でフランは止められ
彼を見送る
静かに治療室手前のソファに座り込み下を向いていた
原因は分かっている https://t.co/GDQsJ5rzRS
@makamikouya @yamakunisan @ohFQBpqxRrCgOGD 輸送される直前
フランはランティスを抱え
救急搬送用のポットに乗り込む
「ありがとうございまス…その…お名前を伺っても宜しいですカ? ワタシはフランシスカ・レイクリスでス」