『#スペースプレイヤーズ』観た！何でもありのワーナー映画祭り！バスケの試合より周りの観客に目を凝らしてしまう本末転倒さは面白い。そしてあれだけのキャラクターがアッセンブルしているのに一番目立っていたのが悪役のドン・チードルなのは笑った。良くも悪くも公式の仮装大会って感じだった。
『スプリー』観た！まったく好きになれない映画だけど、バズらせるためにコンテンツが過激化し、そしてそれを求める人間も少なからずいることは、決して他人事とは思えない。YouTubeを見ているような編集とラストの皮肉な構成は素直に上手いと感じた。何よりジョー・キーリーの演技が抜群に良い。
アメリカのオークションで『となりのトトロ』や『AKIRA』のセル画が84,000ドル（約930万円）で落札されたってすごいな…。
その他のアニメもかなり高額で落札されてるなー。
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『竜とそばかすの姫』と『サイダーのように言葉が湧き上がる』はどっちも観ると面白い。アニメーション描写、インターネット、規模感。公開時期が重なっているからこそかなり対照的に見える。一方で、俳句と歌による届け方、“つながり”を描くといった似ている部分も。どちらも劇場で観て損はないです！
『サイダーのように言葉が湧き上がる』すべてが心地いい！コンプレックスを一つの切り口にしながら、誰も傷つけず、顔を上げようと思える。小さな世界だからこその親近感とSNSが自然に溶け込んでいることによる広がりも上手い。一足先に夏を堪能させてもらった。観賞後の気分の良さで言えば今年一番。
『竜とそばかすの姫』は新海誠監督の『君の名は。』の後の『天気の子』の描き方に似ていて、細田守監督の伝えたいことが、かなりエッジの効いた表現で描かれている。だから賛否両論なんだけど、間違いなく“いま”観る必要がある映画なんだ。
『竜とそばかすの姫』これは驚いた…！全体的に「めっちゃいい映画を観た」感覚は間違いないのだけど、その裏の問題には触れない恐怖。その塩梅が絶妙で、これまでの実績がある細田守監督だからこそできる夏の大作でこれをやる意味を考えてしまう。まさに美しくも残酷な世界だった…。
『スーパーノヴァ』中年の同性愛の男性の愛の物語。共に歩んだ歳月の奥行きが見え、描かれるのはその終幕の様子。2人の名優が見せる愛の形は静かで美しく、イギリス湖水地方の雄大な景色と2人の対比は、銀河で輝く星のよう。その最期の煌めきを見た。セリフよりも表情で物語る主演2人が素晴らしい。
『100日間生きたワニ』感想。結末を知っている中で、新しいストーリーでタイトルの意味がちゃんと理解できる上田監督らしい2部構成が上手かった。日常が壊れた今だからこそ刺さるし、コロナ禍や災害で嫌というほど生と死を身近に感じる毎日なので胸に響くものがあった。忖度抜きに駄作じゃないよ。