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▼...書館と書かれた部屋の前にある 別の部屋に座っていた男のヒト
ずっと何かを呟いていて よく聞くと聞き覚えのあるお話だったりする時がある
髪の間から見えた顔には 大きな口が見えた
近づいた時に一度だけこっちを小さく見て 「ほん」 と呟いた
間違った本を渡すと投げられてしまう
▼廊下を徘徊していた 女のコ
頭から緑色の液体みたいなやつを ずっと流しながら歩いていた
ライトを付けていると 長い廊下で離れていてもみつけて追いかけてくる
ライトを消しておくと すぐ横にいても気づかないみたい
歩いた所からは 顔と同じ色の液体の水たまりが出来て暫く残ってた
▼大きな刃物は腕にくっついた 大きな男のヒト
ずるずると腕を引きずりながら 廊下や色んな部屋を徘徊している
あんな大きな腕で叩かれたら 真っ二つになってしまうだろう
目が見えないみたいで 静かにしていたら見つからなかった
たまに 色んな名前を呟いているみたい
▼機械だらけの部屋の奥にいた 小さなコドモ
色んなコードみたいな蜘蛛の巣みたいなやつが たくさん付いてて苦しそう
ずっと同じ名前を呼んでいるみたい
顔の黄色の丸から黄色が垂れてた
近くにいくと手を伸ばしてきたけど それ以上は何もしてこなかった
蜘蛛の巣を切ってあげられないかな
▼廊下や階段を下を向きながら徘徊していた男のコ
大きな青色の目は ずっと泣いているのかな 青色の丸が地面に続いていた
こっちを見た時は 泣くのをやめて追いかけてきた
後ろからそっと追うと お兄さん? のことを呟いていたみたい
もう一人の名前も聞こえたけど 同じ人かな
▼ある部屋で座り込んでいた女のコ
髪の毛で顔が見えないけど ちらっと見えた時にたくさん目が合った気がして星も見えた気がする
部屋にはたくさんの紙が貼ってあって どれも赤で塗りつぶされてた
近くに寄ったら 指をちぎられそうになってしまった
もしかしてお絵かきがしたいのだろうか?