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#間之作品フレーズ紹介
『しあわせ片恋暮らし』(P295/徳子)
「好きなものは人によって違っているのが当たり前よ。むしろ、違うからこそたくさんの喜びが生まれる土壌になるのに、それを許せない人たちによって世界が一色に均されてしまうのは怖いことだわ」
#間之作品フレーズ紹介
『キスと小鳥』(P204/利仁)
「なにごともやりすぎたらひずみが生じるもんだ。人間の快適さだけを追求すれば、ろくな結果が生まれない」
#間之作品フレーズ紹介
『純愛スイーツ』(P144)
握るたびに返してくれる、自分のものにはならないやさしい手。
からん、ころん、と下駄が鳴る。
りんごあめは甘くて、果肉がほんの少しすっぱい。
月がとても綺麗だった。
#間之作品フレーズ紹介
『ふたり暮らしハピネス』(P154/安里&キヨ)
「キヨは自分に厳しいねえ」
「そんなことないよ。同意がない性行為は、どんな言い訳したって暴力だからね。ついでにいうなら片方が勝手に思いこんだり、断れないように仕向けているものは同意じゃないし」
#間之作品フレーズ紹介
『はじめての恋わずらい』(P6/直史)
「悲惨なことや面倒なことはニュースを見てるだけでも嫌になるくらいあるからさ、できればフィクションの世界らしい楽しいのが読みたいんだよねえ」
#間之作品フレーズ紹介
『幼なじみ甘やかしロジック』(P91/壮平)
「人って『見えないもの』は『ないもの』として無意識に扱うものだし、『なんとなく目に入ったもの』から得ている情報って自覚している以上に多いから、興味のあるなしに関係なく多様なものが並んでいる状態って案外大事なんだよね」
#間之作品フレーズ紹介
『恋とうさぎ』(P125/相模原)
「環境が人をつくり、その人がまたのちに環境をつくるからこそ、教育の影響力は計り知れません。影響力をもつ立場の者は当然のことですが、ひとりひとりの大人の志が大事ですよね」
#間之作品フレーズ紹介
『ダメ博士とそばかすくん』(P54/実里&博士)
「博士! 大変です!」
「ん?」
「俺の、目の前に、ダメ人間がいます!」
「……それはつまり、私のことをダメ人間と言いたいのか」
#間之作品フレーズ紹介
『初恋ドラマティック』(P188)
目の前に舞い降りてきた奇跡を大切に抱きしめて、時がきたら手放さないといけないとわかっていたからこそなおさら愛おしんだ。
ぜんぶ覚えていたかった。
求められるものは何もかもあげたかった。
#間之作品フレーズ紹介
『嘘つき溺愛ダーリン』(P300/澄絵伯母)
「生きるっていうのは、自分の身に起こるすべてをただ受け止めるだけじゃなくて、自ら世界を愛そうとすることを言うんです」