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✧ 出席番号6番:禾目 雛 #mememe_CS
✧ ✧ I ✧
「またね、お客さま」
「…そうよね?」
ふいに箱のそばに冷たい足音が寄ってきます。 しゅるりと布のこすれる音がした直後に視界がぱあと明るくなりました。
ふと手の中を見れば招待状が握られていることでしょう。 そうでした。貴方は《誕生日パーティ》に呼ばれていたのでした。
✧ C ✧ ✧
近付く冷たい足音に後退ろうとしていたとしても、薬が効いているのかその体は上手く動くことができません。 床に伏した貴方の目の前に少女の足が揃います。
? ゆっくりと意識が浮かび上がって、貴方達は各々別の場所で目を覚ましました。 見知らぬ部屋でしょうか ──いいえ、貴方のよく知る部屋です。
そう言って彼女はぬいぐるみを取り出しました。