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#睡る命への子守唄
「ここのパンは毎日食ってもうめーし、飽きねーんだぜ! その中でもこのりんごパイがさ──」
「わあかったよ、じいさん。それももう何百回も聞いたから」
──
ラミオラはその村から何とか逃げ出せましたが、首に傷を負った事と、大好きな人達を亡ったショックで、声を失ってしまいました。
そんな倒れた少女のもとに……通りすがりのオレンジ髪の女性が現れました。
そこには、とあるリボンが、固く固く封印されてると言います。
心優しき太陽の神が、これに触れると邪神と化す、との言い伝えがあり、『災いのリボン』と呼ばれています。
『絶対に触れてはいけない』と、村長からきつく言われ続けて来ました。