//=time() ?>
そうだ、不老不死の私が退屈しないで生きていられるのは、宿敵(あいつ)がいるからじゃないか!
不老不死の恐怖は永遠の孤独。罪の意識にさいなまれる永い現実。
それを共感出来るのは、同じ境遇(不死)である宿敵だけだ。
(上海アリス幻樂団/東方儚月抄) 
いかなる苦痛を引き起こすものであっても、人は耐えて自分を犠牲にしてまで、それを愛することがあるということである。ならば、次なる問いが問われよう。もっとも苦痛を引き起こすものを私たちは最も愛さざるか、と。
(小泉 八雲/死生に関するいくつかの断想) 
「香芳でした。まちがいなく! 白目を剝いて、両手を前に挙げ、足を揃えて──ぴょんぴょんと跳ぶのです。顔は土気色をしていました。もちろん生きてはおりません! 香芳は黙ってわたしに近づいてくるのです」
(荒俣 宏/帝都物語 第四番)