//=time() ?>
「わ、わたし楽器なんて無理だよ弐藤さん……!そそれに気持ちよく歌ってるところに急に入り込むなんて……しかも初心者が……絶対に変人だよっ!」
「それができンのがベースって楽器なんだよォ。試しにアタシがアコギ弾くからよ、左手はなんも押さえなくてイイから『せーの』で1発鳴らしてみようぜ」
「ようマサ、お前ェんとこに夜な夜な弾き語りしてる面白ェのがいるらしいじゃんか」
「ウン、ひとりぼっちだけど充実してるみたいで……なんだか聴き入っちゃうんだ」
「そんじゃァおめェにこれやるワ」
「えっ、どーゆうコト……?」
「お前ェにはベースが向いてンじゃネェかと前々から思っててよォ」
目の前にうずくまってボロボロに泣いてるひとがいるとき、裊は後先考えずに抱きしめて「大丈夫だ!大丈夫だ!」って言って、田淵は無言でとなりに座ってぼーっと雲をいつまでも眺めながら、相手が何か話し始めたら「うん…うん…」って相槌を打って静かに聞く
#オリジナルリリィ
#アサルトインディーズ