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潮騒の道 六月の光の中で、夏が生まれます。
オニユラの居る丘 耳鳴りのするような午後、雲が流れ行きました。
その大きな魚は、透明な湧き水の中に棲んでおりました。 『ヤタヌシ』
絵本のためのドローイング
ネムリナの日 心地良い風の吹く日。
イナフの泉 遥かな泉まで心を飛ばし、白い砂の上で眠りましょう。
月夜の魚 眠ル月ノ夜ニ。
Teo and Yatanushi 青く澄んだ水の音が聴こえます。
Capybara and Mukuro 君は、鳥が好きなんだね。
曇天の丘で 鳥を食べた猫は囚われ、蛇を食べなかった魚は自由になりました……禍福ハ糾エル縄ノ如シ、裏ノ眠リノ皆目醒メ…… 『ルフトラ』と『ヤタヌシ』より