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ナインライヴスと見る雲 何か見えますか。
ムカシギ山の猫/陽が沈み、優しい歌が聴こえます。
森の夢/森の中を飛んでいる夢を見ました…… 『Quantafla』
フラミンゴの塔/森には、花の降る風、タミンカの吹き始める季節が訪れておりました。 『タミンカの吹く頃』
ノルトワースの日向/君のことは知らないけれど、泣けるのです。
夜明けの晩に/想い出す、夏の日。
月夜の落書き/滲んだ星を数えて。
耳鳴りのする丘/雲が流れます……丘の向こうに、僕らは何を見るのでしょうか。
階段に座る日々/小さな部屋の窓を見上げる毎日に疲れ果てていたとしても……失ったものを数える憂鬱な日々の、その重苦しい呪いをどうにか土に還し、ふたたび清貧で静かな森へと戻すための、それが僕らに出来る最も優れた方法なのだから。 『僕らはトーストの上で』
『弱そうですね……』 『いやいや、そんなことは無いのでは……弱いというのは、誰かと比べて初めて言えることです。』 『ワスレナとワイズマン』より