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同棲かっぷる。その②
君は朝ごはん食べないし
わたしはひとりでパンをかじって
最近朝の占いで調子のいい乙女座の君と
あまりついてないらしい双子座のわたし
そんなわたしたちの相性占いはこわくてできない
そんなこと言ってる間に「おはようのちゅー」も忘れて君は行ってしまう、それも日常
同棲かっぷる。
おなじパジャマを着て、おなじお布団にもぐって、おなじ朝を迎えても
君は眠そうでわたしはそうでもなくて
キスをねだると君に歯磨きしてからねって言われる、そんな日常
永遠なんて存在しないと思ってた、何もかもが終わると思ってた
君とわたしもさよならをした
ほら永遠なんてないじゃないと君を嘘つきに仕立てた
きっとわたしたちの関係がもどることはなくて、それはわたしたちの関係がもう「終わることもない」ということ、つまり永遠
君がくれた「すき」という言葉には、いつも「ごめんなさい」って感情を入れた空っぽの箱に、「すき」という言葉のリボンをかけてお返しするの、はやく箱の中が、わたしのきもちが、空っぽなことに気がついて。
いつのまにか使用期限の切れたお薬みたいに、
冷蔵庫の奥で腐ってくジャムみたいに、
昔、一夜漬けで覚えた英単語みたいに、
きっと当たり前のように君は、わたしを忘れていくんだ