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青野 尚子さんのイラストまとめ


建築・アート関係のライター。共著『背徳の西洋美術史 名画に描かれた背徳と官能の秘密』(池上英洋/青野尚子、エムディエヌコーポレーション)、『美術でめぐる西洋史年表』『超絶技巧の西洋美術史』(池上英洋/青野尚子、新星出版)。

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ロンドン、コートールド・ギャラリーのルーベンス、アントワープ大聖堂祭壇画の油彩スケッチ、十字架降架部分。イエスの亡骸に手を伸ばす聖母マリアの目には涙が光る。

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高岡大仏、台座の内部はぐるっと回れるようになっていて、仏像と仏画が飾られてます。これは村田吉生という画家のもの。おそらく大仏と同時代ですが、ちょっとだけ有元利夫っぽい。

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神奈川県立歴史博物館「錦絵に見る明治時代」(終了)は錦絵コレクターだった貿易商、丹波恒夫氏の収集品を展示。撮影掲載可でした。写真は「明治25年2月、ベルリンから単騎でシベリアを横断、26年6月に帰国したドイツ公使館付武官の福島安正」の絵らしい。1年4ヶ月かかったということかな?😲

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サントリー美術館「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」展の動物もうちょっと。むちゃむちゃ目力の強い曾我蕭白の鶴と、伝住吉如慶の「きりぎりす絵巻」。美しい玉虫姫と結婚したセミの子ども(赤ん坊のセミ)が生まれる場面。描かれているのは擬人化された虫。江戸の想像力は果てしない。

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クイズ:これは何でしょう? 割と簡単ですね。(アーティゾン美術館「琳派と印象派展」より)

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アーティゾン美術館が入ってるミュージアムタワー京橋、お隣の戸田建設ビルが消滅したので上部が湾曲してることに気づいた。お隣が完成したら隣接するギリシャ神殿みたいなところがどんな感じになるのか楽しみです。3枚目、網入りガラス越しでわかりにくいですが地下1階ぐらいまで解体されたよう。

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当時は分業制なので、この絵の右上部分はPieter Snayersというブリュッセル出身の画家が描いたそう。彼は風景と戦闘場面専門だった。手前の兵士や馬はルーベンスが模写したレオナルド「アンギアーリの戦い」を思わせるがぱっと見、直接的な引用は見当たらない。

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ロンドン、ナショナル・ギャラリーの「マンテーニャ&ベリーニ」展は義理の兄弟だった二人がどう刺激し合ったのかを見せる。短縮法の鬼、マンテーニャはここでも健在。ベリーニも真似するが、ここのところはちょっとかなわない。が、それ以外では互角の勝負。1/27まで。

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「右4つ」というのはこれの右から2番目〜4番目。前tweetのサムネイルには違う絵が出てた。日本の巻物なので右から物語が進むようだ。サムネイルのは受胎告知、ご訪問、誕生、東方三博士の礼拝? マグダラのマリアの改心?? ときて1つ不明のものがあり、次にいきなり笞打ちになる。展開早いな。

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