これはタイのことわざをあらわした絵。 "象が糞をするのを見て 象に倣って糞をする" 、 "家でごはんを食べ 屋根で糞をする" 。それぞれ身のほどをわきまえず裕福な人のマネをする、恩知らずという意味。
ドリーミータイプをもう一か所。サムットプラーカーン県にあるワット・バーンプリヤイグラーンという寺院。ここの壁画も夢みたいな色遣いで描かれている。金ピカで豪華絢爛なイメージのあるタイの寺院だが、仏堂のなか、特に壁画は本当に個性が出るので、寺院に出会ったらとりあえず入ってみてほしい。
ドリーミータイプではナコーンナーヨック県のワット・プラシットティウェートも。一見すると鮮やかな壁画に見えるがそのひとつひとつは優しい色彩で描かれている。そして人物の描き込みがかなり細かい。見どころは流れるように描かれた地面の隆起と花火のような木々の色遣い。あとラブリ〜すぎる天井。
地獄寺では地獄エリアだけでなく仏堂も拝観する。なかでも特に好きな仏像＆装飾はこれ、バンコクのワット・スラケットのもの。ドリーミータイプ(勝手に分類)で台座はライトアップ仕様、緑などにカラーチェンジもあり。日本と違ってタイでは仏像自体よりも空間的な装飾に個性が出る印象がある。
マジの悲報。私は2016年からGoogle mapに地獄寺をマッピングしていて、その数はゆうに100か所を超えていて調査順や住所、タイ語表記などもすべてわかるようにしていたのですが、先日誤ってその地図を削除してしまい復元できず、めちゃくちゃショックを受けております…。いいことがあってほしいです。
100均で小さいリングノート式の付箋が売っていた。付箋大好きマンなので毎日のように使うが、色ごとにバラバラになってしまって均等に使いきれないことが多い。なのでこれはめちゃくちゃありがたい。最近取り組んでいた "付箋をつけすぎて付箋の意味をなしていないノート" もあわせてご覧ください。
これは何度も言っているが、辺境の異部族や妖怪の類として無頭人は世界中に分布しているにもかかわらず、地獄の住人になっているのは管見の限りタイだけの事例なんだよな。それってめちゃくちゃおもしろい且つ研究する価値がある点だと思っている。もう少し先になるが必ずや無頭人についてまとめたい。
スワンナプーム空港にて先日講演でご一緒させていただいたタイ現代絵画の巨匠パンヤー先生の作品を鑑賞。タイに来るのは今回でちょうど10回目になるがちゃんとみるのは初めて。人物像ひとつ取ってもタイ伝統の表現と新しい表現が混在するパンヤー先生ならではの作品。歯列矯正しているカニがかわいい。
