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そして
果たせなかった約束
守れなかった朋友
あの日から一年と経たず起きた、最悪の事態。
これを避ける為だけに、荒唐無稽な真実をふせ、誤解も覚悟でチームを抜けたのに。
真実を伝え側にいればサトミを守れたのか?
激しい後悔と怒りが、身の内の『人ならざるもの』を封じて来た扉を開く。
『グレーのパーカーなら似合う、と最近気づいた優子』
着る物に頓着も関心も薄い優子。
優子がマニッシュなのはそういう性格だからだと周囲は思い込んでるが、本人は男っぽい装いも振る舞いもまるでしてる気は無い。
なので、タキシードを着せられた時は仮装を強いられたようなものだった訳で。
そうして生まれた鷸島純。父を嫌い、妹と祖母を捨て家を出て行方不明のサトミの兄。ある日突然消えた兄をサトミは憎んでいるが、実は父親による全権掌握を阻止する為、トップの祖母の難病治療延命に尽くしていた。ライダー達はメンテ無しで生きられるのか?
その疑問を埋める存在として、純は生まれた。
サトミ。お嬢様らしいという以外は何も知らなかったが、優子のかけがえの無い親友だった。真実を明かせず誤解されたまま袂を分ち、優子を狙う組織の犠牲になった。救えなかった悔いに苦しむ時、施設を抜け出して行った縁日でのサトミが鮮明に蘇る。
『トモちゃんにお土産。今頃先生に怒られてるから』
双子の弟・大と共にレーシングチームのライダーをしてた慧。大は慧の生きる世界の要で、練習走行中の事故での大の死は、半身たる弟、他の家族との絆、人間の体、レーサーの夢、慧から多くを奪った。この力がもしあの時あったなら、何一つ失わずに済んだのではないか、矛盾と知りつつ慧は繰り返し思う。
優子は改造人間にされてしまった事を友美に話してない。優子の身に何かが起き何かが変わったのは気付いているけど、話せないならと友美は気づいてないふりを通してる。互いを思いやる姉妹。
ただ、友美の“気づいてないふり”は時々変な方に行く、とおやっさんは思ってる。
『優子、休日に店を手伝う』
サービス終了数分前ログイン苦戦中の第25章-11に挑み、「クリアした!」涙目の娘。クリアと同時にサービス終了、突如世界と切り離され哀しかったと。時間は有限だと教えてくれたミリメモ、娘の最後のステージを共に戦ってくれたレベッカに感謝を。
#ありがとうWAミリメモ
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