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世の中には、幽霊と妖は同じ類のものとして描く物語が多くありますが、夏目友人帳では明確に
妖として描いています。
俗に幽霊とは、人間の死者が化け出たもの、妖とは、自然の現象を具現化したものとされていて、人間とは全く違う存在なのです。
たしかに人間的な執念は美しい作風に不向きですよね。
焼き物を届けて何となく浮かない表情で部屋に戻ろうとする夏目に、滋さんが「これはきみのだ」と言うと、夏目は溢れる気持ちと裏腹にぎこちなく喜んで、
部屋に戻ったあとニャンコ先生に
「役に立つ立たないじゃないんだ」
って言って笑った。
小狐と夏目を対比して繊細な感情を描くセンス凄いですよね
夏目は不器用だから、まだまだ周りの人の優しさを素直に受け取ることが下手だけど、田沼や北本や西村たちがちゃんと夏目の本当の気持ちに気づいて一緒に寄り添ってくれるから夏目が安心して学校生活が送れるんだと思う。