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元の世界の未開の科学知識では、体温は心臓によって作られ、血液によって送られる(故に死んで心臓が止まると冷える)と考えられていた。
その為、ガルュコの最大の力はその「熱」である。
指向性を持たないただの輻射熱だけでも脅威だが、血の燃焼が始まると、赤から青へ、そして不可視へと昇温する。
心血の悪魔、ガルュコ
"心臓"の部位を持つ悪魔。転じて降臨した世界では「血と熱」から「情熱」と「自由」を司る。
圧政からの解放者という側面を持ちつつ、授血による吸血鬼化を通じて人類圏に独自の宗教観をもたらし、信心を集めている。
肉体にあまり重きを置いていないため、姉妹の中では小柄。