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最後のあげ、失礼します。
まあるいお顔に、コックピットの優しい目尻…のんびりとした風貌のこの飛行機が歩んだ、苦難の半世紀。あの独特な機首を上げた飛び方でひたむきに飛び続けたこの飛行機が、とても好きです
夜あげ、失礼します。帰路使節団を乗せた機体は鮫島海岸に不時着水します。海岸に残された機体はしばらくそこに佇み近隣の子供たちの遊び場になっていたようですが、ある嵐の夜に誰の目にも触れず海中へと没します。海の底で、砂の中で、あの白い飛行機は今もなお遠州灘で眠っています
お昼あげ、失礼します。
76年前の今日、朝日のなか星の名前のエンジンの音を響かせて飛び立った二機の白い航空機。はじまりから終わりまでを見届けたこの航空機は、日本軍としては最後の公式飛行を担いました