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『映画ゆるキャン△』79点。みんなちゃんと社会人やっててえらい。TV版同様、特にシリアスな展開があるわけではないのだが、誰も悪くないけどままならねえこともあるとか、それでも方法は見つかるもんだよとか、大事なことを描いてると思う。いつメンが全員揃うタイミングが意外と無いあたり、リアル。
『THE FIRST SLAM DUNK』98点。快感に満ち溢れた映画。その源は、スポーツを観戦するときのあの興奮。誰もが結末を知っている話なのに、どちらが勝つか本当に分からない。『セッション』のラストに匹敵する、映画史に残るクライマックス。息すら付かせぬその瞬間を、劇場で目撃せよ。話はそれからだ。
やるかもね
『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』77点。連続爆破事件を軸に、高木と佐藤の恋、安室のピンチ、警察学校組の過去といった要素がバランス良く腹八分目に、かつそれぞれが有機的に配置され、程良く満足できる作品。強いて言えばラストの強引な力技は今回は無しにして、格好良く決めて欲しかったかな。
『ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021』92点。結果的に世界情勢と怖いくらいにシンクロしてしまった問題作。政治的な分脈抜きに語ることが困難であり、ドラ映画史の中でも後年、特異な位置を占めるだろう。この映画には救いがあるが、現実にドラえもんはいない。その事実が、あまりに重くのしかかる。
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』90点。話が進むにつれて加速度的にオリジナルの楽しさ、面白さが再現されていく。80年代を象徴する名作をジュブナイルSFとしてアップデートするという試みは見事に成功しており、リブートとして申し分のない出来と言えよう。ミニマシュマロマンがウザかわいい。
『大怪獣のあとしまつ』29点。序盤、一瞬面白くなりそうな気配があったけど、おっさんコントが始まって以降ダメでしたね。あえて言えば、映画の内容それ自体より、本来は河崎実あたりに任せるべき低予算ギャグ映画用の脚本を大資本と有名俳優を使ってメジャー公開してしまった事実こそが一番面白い。
近いうちにやりたいなと思ってるキャラの一覧
『竜とそばかすの姫』78点。サマウォの明確な発展版。仮装世界と現実を融合させる手腕も、過剰に説明的かつ終盤急激に失速する悪癖も健在、良くも悪くもいつも通りの細田守。演出は素晴らしいだけに、最高潮の盛り上がりの後にグダグダ引っ張るのは何とかしてもらいたい。親友のキャラクターが魅力的。
『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』90点。浪川大輔が面倒臭い話。もともと地味な話なので派手な展開はなくケレン味は抑え気味だが、美しい作画と声優の熱演、精緻な物語の合わせ技は流石に見事。シリーズ全体を俯瞰するかのような導入と、随所に見られるTVシリーズへの目配せが素晴らしい。