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【古代創作23】
ウズメは部屋まで主の供をすると、すぐに踵を返し宴とマツリの準備に向かった。
背後からは、圧し殺した呻き声と共に玉が床に散らばる音、机や寝台が引き倒されるような音がした。
#古代 https://t.co/AaWoFotFAJ
【古代創作21】
ああ、この気持ちの名前がやっと分かった。
愛している。
愛している。
愛しています。
どうか生きてください。
そして、いつかー…
#古代 https://t.co/0QGSxWEplf
【古代創作20】
結局俺は何がしたかったんだろう?
主の制止を振り切り、彼女を難しい立場に立たせる可能性さえあったのに、一瞬も迷わなかった。
あの王の、主の扱いがどうしても、どうしても腹立たしかった。
そして、主が緩やかに死に向かう様がどうしようもなく悲しかった。
#古代 https://t.co/2yBUyMVXhd
【古代創作19】※落書きです
音を立てずにウズメが部屋に入った。
「やっぱり受け取らなかったよ」
従者の太刀を床に置いた。
煙たがられてはいたが、殺された王のクニには資源があった。穏便に協定を結びこのクニを立て直した暁にはこの身、首でさえもくれてやるつもりだった。
#古代 https://t.co/oPtA5CyJVK
【古代創作18】※
殺した王は親の仇で私怨だったと言い張った。同情する声もあったが、罰は甘んじて受ける。主観や横暴でなく、話し合いをもとにマツリゴトを行うことこそが主が目指してきたクニの形であるから。
横穴に作られた牢から見える月がきれいだ。あの日の夜を思い出す。
#古代 https://t.co/MIJrxjAL3T
【古代創作16】
ある日、主の部屋から声が聞こえた。来賓を特別に自室に通したとのことだったが、嫌な予感がして踏み込んだ。下卑た笑みを浮かべる他国の王と縮こまる主の姿。
「私なら大丈夫だ、やめろ」
背後から主の声がしたが、
迷いはなかった。
太刀を抜き、振りかぶった。
#古代 https://t.co/JHSGCmaPuw
【古代創作15】※落書きです🙇♀️
このクニは泥舟だ。先の男王が鬼術のみを頼り、かの大国からの技術導入に大きな遅れをとったからだ。
主はクニの存続のために、王になる前から身を削っていた。
それでも事態は改善しない。
どこまで行っても、彼女には死んで終わる道しかないのか?
#古代 https://t.co/j9sS0G95Xf
【古代創作13】
※4か月前の絵の再掲となります🙇♀️
重荷を共に背負うことはできないけれど、同じ方向を向くことはできる。願わくば、大規模な戦が起きず、平和な日々が続くと良い。
#古代
#社会人絵師活動応援フェス https://t.co/Q2rhVKgM3E
【古代創作8】
※引き続き勢い重視になります🙇♀️
再度日が落ち、夜となった。最後のコメを食べ、服を干す。夜明けまであと少し。これで味方が来なければ更に奥へ向かうか、包囲網を突破するしかないだろうか。足音がした。最低でも五人はいる。果たして、敵か味方かー。
#古代 https://t.co/bsEU7Xv3a8
【古代創作6】
※引き続きラフなストーリー風お絵かきです。
傷を負いつつ、追手の偵察隊をどうにか屠る。宮で暮らす主が戦いを目にするのは初めてであろうが、怯えることなく敵を見据えていた。いつしか雨は上がり、濃霧が山を満たしていた。辺りが白み始める。
#古代 https://t.co/OpLIpLopm0